東京マルイ エアコキ M1911A1をカスタムしてM1911にする
言わずとしれた名作ガン、東京マルイエアコキM1911A1です。
中古品をお安くGETしたので、私の好きなM1911にカスタムします。
(インナーバレルがアルミなのに今、気が付きました)
【カスタム計画】
図1
・トリガーをロングトリガーに
・リーフカットを埋める
・メインスプリングハウジングをストレートにする
・ビーバーテイルを短くする
この作業をすればなんちゃってM1911になるので
これでいきます!
細かいことは気にしない~。
【メインスプリングハウジングの加工】
図1(上のカスタム計画図)で赤く塗ったところをノコでカットします。
穴が開いてしまうのでプラバンを
カットして蓋を作ります。
蓋は曲げてアールをつけるので
左右幅は1ミリほど長くカットしています。
ちなみに元のパーツは赤い部分で
グリップセイフティを固定しているので
この部分を切ってしまうこのカスタムでは
自作しなければなりません。
なので貼り付けるプラバンの蓋は上に
2mmほど長くしました。
ここでやってしまったポイント。
強度を気にして0.5mmのプラバンを使ったのですが
厚すぎたため、もう少し薄いプラバンでもよかったです。
指で曲げアールをつけたプラバンの蓋を
タミヤのエポキシパテを使ってしっかり固定しました。
強度確保のためWAVEのエポキシパテを
パーツの裏に充填しました。
後は、はみ出したプラバンを削りフレームはめ
グリップセイフティがしっかり固定され動くか確認します。
干渉する場合は削ります。
【トリガーの加工】
トリガーは分解するとこのようになっています。
トリガーバーの形状がガスブロ用と違います。
トリガーとの接続部分はもちろん、
バー自体の長さも若干違います。
なのでガスブロ用のパーツは流用せず
元々のトリガーをパテで延長する作戦でいきます!
手元にM45A1のロングトリガーがあったので
それをもとにプラバンをカットします。
M45A1のトリガーを参考に切ったプラバンを
両面テープでA1のトリガーに貼りつけ箱を作ります。
補強のために外周にマスキングテープを貼ります。
またこの箱の内側には(プラバンのところだけ)
ハンドクリームを筆で塗っておきます。
(ハンドクリームのおかげでプラバンと
パテが癒着せずにすみます)
そこにエポキシパテを細かく詰め込んでいきます。
パテの乾燥後、箱を外すと
写真のように延長されているので
M45A1用と比較しながらアールの面を
削っていきます。
これでひとまず完成です。
【フレームの加工】
リーフカットの部分にエポキシパテを盛ります。
この時なるべく綺麗に盛り、削る量を減らします。
乾燥後、やすりでカタチを整えれば完成です。
【グリップセイフティの加工】
これに関しては写真とにらめっこです。
M1911のモデルガンやガスガン、
実銃の写真と見比べながら
カットしてきます。
カットすると穴があくので
エポキシパテで埋め
ヤスリで整えます。
【ハンマーの加工】
ハンマーに肉抜きがあったので埋めておきました。
【各パーツの加工と仕上げ】
傷、バリ、へこみ、パーティングラインなどが
あるパーツはヤスリをかけ整えます。
ヤスリだけではダメな箇所は
ラッカーパテを使います。
確認や仕上げはサーフェイサーを使いました。
メインで500番を使い
さらに綺麗に仕上げたい部分は
1000番を500番の上から吹きました。
パテ埋め→ヤスリ→サフ→パテ埋め→ヤスリ→サフ
のように繰り返し綺麗な面を作ります。
ただここで気が付いたのですが
パーツによってはサーフェイサーが乾燥後
はがれてしまうことがありました。
素材がABSなのでプライマーを塗ってから
サーフェイサーを吹くべきだったと思います。
サーフェイサーがはがれてしまったパーツは
仕方ないのでサフをすべて除去しました。
(はがれたパーツたちは番手の高いヤスリで仕上げました)
幸いにも改造したパーツはサフがはがれなかったので
このままいきます。
マガジンはボトムのみ塗装するので
マスキングします。
またボトムのパーティングラインは
ヤスリで消しています。
すべてのパーツにエアブラシでガイアマルチプライマーを吹きます。
以前サフの上に直接モデルガン用塗料を吹いたら
サフが溶けたのか斑点模様のような感じに
なってしまったのでその対策です。
全パーツにこいつを塗装します。
以前、ほかのモデルガンに塗ったあまりの塗料です。
やっちまいました。
ガイアマルチプライマーがうまくかかってなかったのか
モデルガン用塗料が厚塗りになってしまったためか
斑点模様が出てきてしまいました。
こうなったら仕方ないのでヤスリなどを使って
サフごと塗料をすべてはがし
パーツを磨きなおしました。
ここでなんと、ブルースチールがなくなってしまいました。
この金属のブッシング以外は、何となく色が塗れている状態、
仕上げであと1回はコートしたいといった感じのところ。
うーん。ところどころうっすらサフの色が透けてるしな……
新しい塗料買うと2500円ぐらいするし……
たまたま家にあったAZの黒染めスプレーを使いました。
金属用でプラスチックはNGですが
全体的にブルースチールが塗られているし大丈夫かなと。
皆さんはちゃんとモデルガン用を使いましょうね。
塗装が終わったパーツは24時間はしっかり乾燥させました!
写真は乾燥後のものです。
さすが黒染め、渋い色になってますね。
【グリップの加工】
M1911といえばダイヤチェッカーのグリップ。
手元にはないのでこれも作ります!
マスキングテープでダイヤ型を作ります。
パテで埋めヤスリで整えます。
(写真撮り忘れました)
ガイアのサーフェイサーエヴォ ブラックをエアブラシ塗装。
タミヤのアクリル系、ハルレッドをエアブラシで塗装。
完成です!
おまけ感覚で作ったグリップですが
そこそこ綺麗に仕上がりました。
後は各パーツにシリコンスプレーを吹き、
傷や塗装剥げができないように注意しながら組めば……
完成です!!!!!
なかなかいい感じです!
スムースタイプのメインスプリングハウジングや
ロングトリガーもそれらしくなりました。
左右のリーフカットもしっかり消えてます。
おまけのグリップも作ってよかったです。
ヒケやパーティングラインが残っている箇所や
加工が甘い箇所があるので次回組む機会があれば
さらに綺麗なものになるように頑張ります!
今回はこれでよしっ!
ここまでご覧いただきありがとうございます!