ハートフォード(HWS)組み立てキット SAA シングルアクションアーミー (初期・ブリスター入り)
今回はかなり古いHWSの組み立てキットSAAです。
箱はかなり巨大で縦26cm、横40cmもあります。
現行品の組み立てキットと比較するとかなり大きい箱です。
ただしパーツの量などは変わりません。
ブリスターパックに分けてパーツが入っているため巨大になってるといった感じです。
箱の側面には次回生産予定の予告が載ってます。
今となっては定番品のフロンティア(アーティラリー)やキャバルリーが予告に載っているあたり時代を感じます。
この箱、プラモデルの箱のように情報量が多く見ていて楽しいです。
パーツを全部出してみました。
この時点で気が付いた方もいらっしゃると思いますが箱に載っていたフェイクスタッググリップや木製グリップは入っていません。
木製風になりました。と記載が
入っていたのはこのグリップ。
前回の記事にて取り上げたタナカSAAについていたものと同じですね。
https://otaku8311227.hatenablog.com/entry/2021/04/23/164923
これ、木製風なんですね……
ちなみに今回開封したSAAは未開封品でしたのでこのグリップが純正で間違いないでしょう。
開けてびっくり、現行品にはない金属をプラスチックで包んだパーツが入っていました!昔のCMCのSAAがこの方式と聞いたことがあります。
俗称はテンプラでしたっけ?
なんとも時代を感じます。
ゲートもテンプラです。
驚き二発目
現行品では亜鉛合金製のトリガーガード、バックストラップが樹脂でできていました!
ABSでもHW樹脂でもなさそうな謎樹脂。
明らかにABS製のパーツとは質感が違うんですよね。
シリンダーはまるっとABS製。
フレームやTG、BSにはガッツリ、バリやパーティングラインが。
かなり製作が大変になる予感が。
カートリッジは現行品と変わらないようですね。
説明書も現行品に比べると巨大ですね。
オプションパーツ群には開発中となってるものばかりで、このSAAがかなり初期のものだったことがうかがえますね。
チューナップ講座には不穏な記載が……
ただ組んだだけでは動かない……と書いてありました。
このチューンナップ講座は月刊ガン1984年8月号の記事を出版社の好意で載せたものだそうです。
今でいうレビュー記事のようなものですかね。
トリガーがフレームに干渉するのでフレーム内部を削る必要があるようです。
頑張って組みましょう。そうしましょ。